効率的に投資信託を選ぶ3つのポイントを元大手証券会社出身のファイナンシャルプランナーが紹介します!

小峰一真
  • マネー
  • 資産運用

2022年4月現在、日本国内で購入が出来る投資信託は5000本を超えると言われています。この膨大な数から自分自身の資産形成に役に立つ1本を見つけるのは大変な作業です。そこで今回は効率的に投資信託を選ぶ3つのポイントを、証券会社で多くの投資信託を扱い、優良な投資信託を選んで来たファイナンシャルプランナーが紹介します。

銀行や証券会社の営業のおすすめは信じて良い?

投資信託を購入する方法として銀行や証券会社の窓口で営業からおすすめされる事もあります。もちろん投資信託に詳しいですし、販売する立場としての情報もたくさん持っているので安心できます。しかし、言いなりになってしまうのも…彼らのおすすめが優良な投資信託か見抜くためにも今回のポイントを押さえましょう。

ネット証券のランキングを信じて良い?

投資信託は窓口対面とは別でネット証券でも購入が出来ます。ネット証券では「ランキング」を紹介してユーザーへの案内をしているところが多いです。日本人は気質的に「ランキング」というキーワードに弱いので惑わされてしまうでしょう。

営業のおすすめやネット証券のランキングに影響されず、効率的に選ぼう

投資信託を選ぶ際、営業のおすすめやネット証券のランキングに影響されては、効率的に優良な投資信託を選ぶことは難しいです。今回、紹介する3つのポイントにはその理由も含まれていますので是非、参考にして見てください。

ポイント①:投資信託の純資産を確認

効率的に投資信託を選ぶ時のポイントとして純資産総額の確認があります。純資産総額は投資家から集めた資金の金額を表しています。純資産が多いファンドを選ぶのがおすすめです。具体的には最低は30億円以上で、100億円あると良いでしょう。

規模が大きいと多くの銘柄に投資が出来るため、分散効果がより高くなります。また、運用会社も投入する人材も多く、より優秀な人材に担当させる事ができます。

一方、残高が少ないと運用自体を止めてしまう事もあります。「JPM日本株・オープン」は2020年8月時点で純資産総額が4,3億円で運用停止となりました。途中で運用を止められてしまうと効率的に資産運用する事が難しくなります。しっかりとレポートなど確認していきましょう。

ポイント②:販売会社と運用会社が同じグループの投資信託は避ける

これは先ほど触れました「営業のおすすめを信じて良い?」につながります。銀行や証券会社はグループ会社に投資信託を運用する会社、アセットマネジメントや投資顧問と呼ばれる会社を設立しています。いわゆる、メーカーと販売側が同じ資本で投資信託を販売するという状況が生まれているのです。

こうなってしまうとグループの思惑や収益追求が水面下で起きやすくなり、公平性が弱まってしまうでしょう。注意が必要です。

ポイント③:運用している人間の顔が解るものを選ぶ

投資信託は運用のプロ(ファンドマネージャー)が投資先を選びます。自分のお金を他人に任せるということになります。ファンドマネージャーが誰なのかが重要なポイントです。

ネット証券のランキングではファンドマネージャーの顔まで確認する事はできません。目論見書や運用している会社のホームページなどで確認しましょう。

その際はファンドマネージャーの
・実績
・得意な運用スタイル(株式や債券、バリュー株やグロース株など)
また、投資信託が何人のファンドマネージャーで運用しているかなども確認しましょう。得意分野に合わせて3〜5人程度で運用されていると良いでしょう。

まとめ

効率的な投資信託の選び方を3つのポイントで紹介しました。このポイントを抑えると効率的に資産運用が出来る投資信託が選べます。是非、活用してみましょう。それでも、5000本を超える投資信託の中から選ぶのは難しいとなる場合はファイナンシャルプランナーがお手伝いしますので、お気軽にご相談下さい。

この記事を執筆したカウンセラー紹介

小峰一真(こみねかずま)
2級FP技能士/証券外務員2種/住宅ローンアドバイザー| 明治大学政治経済学部卒業

大手国内証券会社、外資系保険会社を経て、前職では独立系FP事務所に創業から携わっていました。資金計画作成、住宅購入相談、資産運用、保険相談など全般的に得意で、セミナー講師も担当しています。趣味はゴルフと読書、スポーツ観戦(横浜Fマリノス、明治大学ラグビー部を応援!)です。

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