投資初心者向け!ちょっと難しい投資用語を解りやすく解説します! 今回の用語は「PO」!

山内壮
  • 資産運用

投資について勉強していくと、どうしても分からない言葉が出てきます。それを無視して投資していくと、損をすることも…そこで、独立系FPが投資用語を分かりやすく解説していきます!今回は株式投資の初心者の方は必見です。

意外と難しい投資用語

S&P、TOPIX、NASDAQ…株式投資には耳慣れない言葉が多いです。しかし、これらの金融・証券用語が分かれば、購入した方が良い個別銘柄や有利な情報をキャッチして、投資商品の売買を良いタイミングで行うことができます。

今回は株式投資の初心者の方がよく耳にする「PO」という用語について解説していきます。

今回は「PO」について

PO(ピーオー)とは「Public Offering」 の略で、日本語で公募・売出株式といいます。

「公募」とは、新たに発行される株式(公募株式)の取得申込を投資家に勧誘することです。「売出」とは、既に発行された株式(売出株式)の売付け・買付け申込の勧誘を、均一の条件で50人以上の投資家に行うことです。

つまりPOとは、既に上場した企業が新たに発行する株式や、既に発行された株式を投資家に取得してもらうよう勧誘することをいいます。

「PO」を手に入れるには

PO株を購入するには証券会社の口座を開き、POの抽選に申込をします。その際、仮条件の割引率の中から、希望の割引率を入力します。応募者が多い場合、「より低い割引率」を提示した方から当選します。

POの抽選申込前に、証券会社の口座を事前に開くことや、まとまった資金を準備しておきましょう。

投資家にとって「PO」のメリット・デメリットは?

「結局POって儲かるの?」という疑問が浮かぶ方もいらっしゃると思うので、POのメリット・デメリットをそれぞれ以下にまとめました。

メリット

①株式を市場価格より割引した価格で購入できる
②増資による企業への期待、株価の売買の機会が増える
③業績や株価を把握してから購入できる

デメリット

①株価が下がる傾向が多い
②企業の業績アップまで時間がかかるため長期の運用が必要

上記のことから、「長期目線で企業を応援しながら投資したい」という場合は購入した方がよいでしょう。

似ている用語

似ている用語に「IPO」という言葉があります。その用語も理解し、POとの違いも確認しましょう。

「IPO」

IPO(アイピーオー)とは「Initial Public Offering」 の略で、日本語では新規株式公開といいます。企業が上場し、資金を集めるために公開された株式のことをIPO株といいます。

IPO株は短期で利益が出る確率が高いので、「PO」よりも投資家にとても人気があります。実際に、2021年1月~2021年10月現在のIPOでは、上場した時の初値が売り出し価格(公開価格)の平均約1.5倍になり、中には3倍になる銘柄もあります。

まとめ

POは短期では利益が出にくいが、中長期では利益が出る確率が高い株式です。既上場企業を事前にチェックできるので、購入するかどうか調べることができます。もし購入したい場合は、抽選申込時の割引率に注意して申込しましょう。

こういったちょっと難しい投資用語をまた解説していきます!

この記事を執筆したカウンセラー紹介

山内壮(やまうちそう)

所属:株式会社マネープランナーズ

マネープランナーズホームページ→https://money-planners.com/

2級ファイナンシャルプランニング技能士/AFP/トータルライフコンサルタント

大手金融機関に通算5年間勤務した後、「お客様から『一生つきあっていける家族のような存在』と思ってもらう」という想いからファイナンシャルプランナーに転身。
自身も2歳の子供のパパとして子育てに仕事に奔走しています!

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