投資初心者向け!ちょっと難しい投資用語を解りやすく解説します! 今回の用語は「IPO」です!

山内壮
  • 資産運用

これから投資をしようと思っている方、もしくは投資を始めたばかりの方は、色々と勉強をしていると難しい用語が出てきますよね…そこで、独立系FPが投資用語を分かりやすく解説していきます!今回は株式投資の初心者の方は必見です。

意外と難しい投資用語

ETF、MRF、REIT…投資用語には耳慣れない言葉が多いです。しかし、新聞やニュースで使われる金融・証券用語が分かれば、有利な情報をキャッチして投資商品の売買を良いタイミングで行うことができます。

今回は株式投資の初心者の方がよく耳にする「IPO」という用語について解説していきます。

今回は「IPO」について

IPO(アイピーオー)とは「Initial Public Offering」 の略で、日本語では新規株式公開といいます企業が上場し、資金を集めるために公開された株式のことをIPO株といいます。

IPO株は利益が出る確率が高いので、投資家にとても人気があります。理由は、上場して株式公開を際、株を買ってもらえるよう最初に設定する株の価格はあらかじめ安くするからです。なので、IPO株が市場に売り出されたときは値が上がりやすいのです。

実際に、2021年1月~2021年10月現在のIPOでは、上場した時の初値が売り出し価格(公開価格)の平均約1.5倍になり、中には3倍になる銘柄もあります。

「IPO」を手に入れるには

IPO株を購入するには証券会社の口座を開き、IPO株の抽選に申込をします。その際、IPOの「主幹事」になることが多い証券会社で口座開設をした方が良いでしょう。

IPO株を取り扱う証券会社は主幹事・副幹事・幹事とそれぞれ分かれます。一番多くの株式数を取り扱う主幹事の口座を選んだ方が、IPO株の抽選が当たりやすいです。

IPO株の抽選は複数の証券会社から応募することは可能ですが、証券会社によっては事前に入金が必要な証券会社もあるので、まとまった資金を準備しておきましょう。

また証券会社の口座を開く際、必要書類を揃えることや郵送での手続きなどで時間がかかることもあるので、早めに開設することをおススメします。

「IPO」は儲かるのか

上述した通り、IPO株は利益が出る確率が高いです。2021年1月~2021年10月現在までのIPO株は、全て公開価格より上場した初値が高くなっています。つまり勝率100%です。

しかし、2020年では初音より公開価格の方が高い株が複数あり、勝率は73%でした。100%勝てる訳ではないので、事前の評判や予想はしっかり見てから応募するか考えましょう。

似ている用語

似ている用語に「PO」という言葉があります。その用語も解説し、IPOとの違いを理解しましょう。

「PO」

POとは「Public Offering」の略で、日本語では公募・売出といいます。POは既に上場済みの企業が株式で資金調達する「公募」と、大株主が保有する一部の株式など既に発行されている株式を他の不特定多数の投資家に取得させる「売出」があります。

POは既に上場済の株のため、業績などを把握しやすいです。しかし、発行株式が増えるため価値が下がり、その分が下落する可能性もあります。

まとめ

IPOは利益が出やすいので、投資初心者でも安心して株式が購入できます。購入前に初値の予想をチェックして、勝率が高いと判断できた場合はIPOの抽選に応募しましょう。もし購入できましたら、上場の当日中に成行で売り注文を出しましょう。

抽選で落選しても資金は減らないのでリスクも低いです。複数の証券口座を開設して是非抽選に応募してみましょう。

こういったちょっと難しい投資用語をまた解説していきます!

この記事を執筆したカウンセラー紹介

山内壮(やまうちそう)

2級ファイナンシャルプランニング技能士/AFP/トータルライフコンサルタント

大手金融機関に通算5年間勤務した後、「お客様から『一生つきあっていける家族のような存在』と思ってもらう」という想いからファイナンシャルプランナーに転身。
自身も1歳の子供のパパとして子育てに仕事に奔走しています!

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