故意ではない?!芸能人の所得隠しと申告漏れ

houshotakashi

衝撃的なニュースが飛び込んできた。

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実が計約1億2000万円の所得隠し・申告漏れを、東京国税局から指摘されていたことがわかった。本日(23日)夜にも徳井本人が記者会見を開くという情報もあるが、事態は流動的なもよう。
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お茶の間で人気のお笑い芸人の所得隠しと申告漏れ。この事件を耳にしたときに本人が「故意ではない」という発言をして、自分がルーズすぎて申告できなかったという話をしていたが、自身の所得を自分の個人経営の会社経由で受け取っているというという仕組みを作っているという時点で嘘でしょと思ってしまった。本当にルーズなら、このような節税手段をとることもしなかったと思えるからだ。

まずは個人の所得税の仕組みから見ていこう。下記の通り、所得の金額によって成立が変わるという累進課税になっているということはみなさん知っている通り。課税所得900万円以上ある人は33%の所得税を払うことになる。では法人税はどうなっているのかを見てみよう。

法人税の仕組みは次の通り。平成28年度から年800万円超所得分の標準税率は31.33%である。つまり、稼ぎのいい人気お笑い芸人ともなると、個人所得で税金を払うよりも法人を作ってそこから法人税を払った方が得だということ。

このことを知っていたため、この人気芸能人はこの仕組みを作っていたということは、ルーズな人間がやることとは到底思えない。サラリーマンの場合、自身の会社を経由して給料を受け取ることができないため、最高税率の個人はたくさんの税金を支払うことになる。

今回浮き彫りになったのは、お笑い芸人のようなサラリーマンではなく、自身の人気や仕事の量により所得がわかってくる場合は事業主や法人として節税できる方法があるから、工夫することはよいと思うが、そのうえで申告をしない所得隠しをしているというのが悪質なのではないかと思われる。次々と後日に、実は二度目だったとか、差し押さえをされていたなど、事実が明らかになってきた。

みんな税金を喜んで払っている人は少ないのではないか、国民の義務だから払っている人は多いと思う。この税金で、常識を疑うような行動をする国会議員、地方議員の所得も支払われているのである。もちろん、ほとんどの方が素晴らしい国会議員、地方議員だと思いますが。しばらく活動を自粛するということであるが、今度こそはほんとに反省して改心して毎年申告をしてもらいたいものである。

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